オススメ情報
第14期(2015年度) 定時総会を開催しました。
去る6月6日(土)福岡市大名の松楠居にて第14期一般社団法人福岡デンマーク協会の総会が持たれ前期の事業報告・決算、今期の事業計画・予算が滞りなく承認されました。
また、今期は理事改選期にあたり、下記のように理事・役職が承認されましたので報告いたします。
新体制で今期もデンマーク的発想、デンマーク的社会システムなどの情報発信と共に
デンマーク大使館の協力も得ながらデンマークとの友好を諮って参りたいと考えています。
今後ともご支援を宜しくお願い申し上げます。
理事長 長阿彌 幹生
副理事長 津上 賢治
副理事長 江藤 実
理事 古野 金廣
常務理事 岩井 美樹
理事 工藤 哲郎
理事 林田 スマ
理事 東原 忠
理事 藤沢 修三
理事 松本 幸子
理事・事務局長 富谷千里子
理事 落合 信裕
理事 新町 敦志
理事・運営委員長 松熊 由紀
理事 重松 勲
監事 東 いずみ
監事 斉藤 政雄
映画『真夜中のゆりかご』5月15日公開
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『真夜中のゆりかご』
『未来を生きる君たちへ』でアカデミー賞に輝いた、デンマークの女性監督スサンネ・ビアと脚本家アナス・トーマス・イェンセンのコンビによるに最新作『真夜中のゆりかご』。妻子に囲まれた幸せの絶頂から突如、突き落とされた刑事。彼の選んだ行動が波紋を投げ、さらなる衝撃を乗り越えて彼の魂が救済されるまでをスリリングに、そして北欧の情景豊かに描き出していく北欧サスペンスの醍醐味を備えた傑作ドラマ。
育児放棄、薬物依存など現代の社会問題を随所に盛り込んだスリリングな展開。悲劇が善悪の境界線を曖昧にする時、人はどこまで正義を見失わずにいれるのか?という普遍的な問いかけをしている。
主演は、ハリウッド大作でも世界的に人気急上昇中のデンマークのニコライ・コスター=ワルドー。 (作品チラシから)
福岡で出版されたデンマークについての本を紹介します。
福岡の出版社からデンマークに関する本が2冊も出ていましたので
ご紹介しましょう。共に石風社刊で2011年の初版です。
その1冊目は
ティンドラ・ドロッペ(本名・吉水真珠美)さんの「北欧やすらぎ散歩」。
著者はいつも商品の買い付け等で訪れていた北欧ですが、クリスマスの時期、
プライベートで訪れたコペンハーゲンの暮らしにすっかり魅せられたようです。
なんといってもこの本の魅力はスケッチ風のカラフルな挿絵!
著者が出会った風景、建物、教会、雑貨や小物、食事とクリスマスを楽しむ人々の
暮らしが生き生きと再現されていて読みながらもクリスマスホリデーを一緒に過ごし
たような気分にさせてもらいました。
(感想: 富谷千里子)
2冊目が
「スコール!デンマーク~塔のある風景」。著者は辻信太郎さん。
熊本市役所に勤務する著者の20年前のデンマーク訪問記。ロータリークラブの
国際的な交流企画の「研究交換プログラム」で1ケ月間ほどデンマークに滞在し、
ホームステイ先での出来事や、訪れた土地での風景の建物の印象などが丁寧に
書かれています。
「“個”を尊重し、モノを大切にする」という誠実で質実な生き方は、今に引き継がれて
おり階層を超えてデンマーク人共通の哲学になっています。著者はそのデンマークの
持つ穏やかな空気感を分かりやすく興味深く、そしてほのぼのとしたタッチで著わして
おり、また20年という時間の経過が著者の人間的成熟と相まってデンマークへの印象
が更に味わい深くなっているのではないかと思われます。 (感想:長阿彌幹夫)